イントロダクション
16Midasマイク・プリ、ULTRANET、ADATインターフェイスを持つ、16入力、8出力ステージ・ボックス
MIDASマイクプリアンプは、有数なライブサウンドとレコーディングのエンジニアに認められた、MIDASサウンドの本質であると考えられます。40年以上のデザイン経験は、称賛される暖かさと深さに導かれるプレミアム・グレードのコンポーネントの中から最もすばらしい選択をし、微妙な雰囲気と空間の位置決めを維持して、より効果的に正確なイメージをとらえます。受賞したMIDAS PROマイクプリアンプの称賛された響きは、ライブサウンドエンジニアの世代へ最高の働きをする刺激を与え、世界中で観衆を魅了した音の景色をつくりました。DL16は、称賛されたPROシリーズ・コンソールと同等のプリアンプを特徴とします。
DL16の入出力の全てはバランスとアンバランス信号を取り扱えるために専門のMIDASエンジニアによって設計されました。そして、信号劣化(雑音とクロストークの干渉)については、どのような心配も解消しました。DL16はまたアナログ・コンバータにデジタル・デュアルCirrus Logicを特徴とし、減少したノイズフロアと低歪を提供します、そして、ポストDACが広帯域のノイズを取り除くためにフィルティングもしています。
多くのメーカーは、ADATデジタル・インターフェースを特定の種類のオーディオディバイス(例えばミキサー、シンセサイザー、エフェクトプロセッサ)間にデジタルデータを渡す手段に採用しました。 DL16のリアにある2つのADAT出力で、互換性を持つアウトボードのディバイスにADATで簡単に接続することができます。
CAT5ケーブル(STP)でデイジーチェーン接続された最大3つのDL16は、ステージ上に48チャンネルの入力と24チャンネルの出力を提供することが出来ます。ライブ業界の必要性を満たす手軽な設置と使い易さで、AES50は高チャンネル数、超低レイテンシー、正確なフェイズ配列、ネットワーク化されたクロック分配、エラー検出を同時に提供します。このユニークな組合せにより、ライブとスタジオ録音アプリケーション(ポストプロダクション、放送や音声ルーティング構造だけでなく)の両方で有効活用することが出来ます。
FOHとステージ間で通信することは、決して簡単でありませんでした。DL16の独創的なモニタリング/ヘッドアンプ・コントロールは、16入力と8つのバス出力のいずれか1つを選択し瞬時にラインチェックすることが出来ます。ステージボックスで信号を監視することに加え、個々のチャンネルゲインの設定や+48Vファンタム電源を加える事ができ、加えて直接入力された信号を聞くことが出来ます。DL16はフロントパネルから、または最大80mのネットワーク能力を持つCAT5ケーブルの接続により、コンソールによってもコントロールすることが出来ます。セットされたならば、すべての構成セッティングは全体のシステム・セキュリティのためにコンソールをロックすることもできます。
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概要
◆16 MIDAS PROマイクプリアンプ(+48Vファンタム電源)
◆8つの電子バランス、ローインピーダンス、ラインレベル出力
◆IEMシステム用としてULTRANET personal monitoring systemに接続可能
◆スプリッター・モードとスタンダアロンのデジタル・マルチコア・アプリケーションに使用可能なデュアルADAT出力
◆DL16をカスケード接続可能なデュアル AES50 port(ルーターなどは不要)
◆最長100mのCAT5/5eケーブルによるリモートオペレーション
◆すべての設定をフロントパネルコントロールまたはコンソールからプログラム可能。
◆フロントパネルにステータス確認が出来るLEDを搭載
◆ステージ上の監視を可能するため、すべての入出力をヘッドホン出力にアサイン可能
◆MIDI In/OutによるFOHとステージ間でのMIDIディバイスに双方向で通信可能
◆AES50とULTRANET ネットワーク・ポートには Neutrik etherCONを採用
◆移動用として、耐久性を考慮した頑丈な2U ラックマウント・シャーシ
◆オートレンジ、ユニバーサル・スイッチモード・パワーサプライ
スペック
◆M32シリーズ専用固定型I/Oユニット
◆16ch アナログMic/Line入力
◆8chアナログ出力
◆EIA2U
◆89H×483W×210D 4.7kg